システム管理者、企業管理者、Vault 所有者権限のあるユーザが CrossLink を作成できるようになります。CrossLinks を作成するその他のユーザには、セキュリティプロファイルに権限を割り当て、お使いのドメインで少なくとももう 1 つの Vault へのアクセス権を付与する必要があります。
注: 限定リリース Vault と一般リリース Vault との間では CrossLink を作成できない点に注意してください。作成を試みると、CrossLink の作成に失敗します。
CrossLinks の構成
CrossLink を使用するには、以下の構成要素が Vault で設定されていることを確認する必要があります。
- CrossLink 権限セットの作成
- 標準システム管理者、企業管理者およびVault 所有者権限セットのユーザ以外のユーザに、CrossLink を作成させたい場合。そのユーザにカスタム権限セットとセキュリティプロファイルを作成する必要があります。外部ユーザライセンスタイプを持つユーザは CrossLink ドキュメントを作成できないことにご注意ください。
- ドキュメント権限の作成
- CrossLink を作成するユーザは、1 つ以上のドキュメントタイプで、ドキュメントタイプ設定で割り当てられたドキュメントの作成権限を有している必要があります。
CrossLink の使用は必須ではありませんが、ライフサイクルエントリアクションを CrossLink バインディングを明示的バージョンに設定するに設定することができます。このエントリアクションは、CrossLink のバージョンバインディングを、状態にエントリがあった場合に明示的にバインドされるよう設定します。CrossLink バインディングが最新の承認状態に設定された場合、バインディングを、最新の承認状態の実際のバージョン番号にします。
ソースドキュメントフィールド
以下に挙げる標準フィールドは、基本ドキュメントタイプと、「ソースドキュメント詳細」フィールドのレイアウトセクションに追加されます。ソースドキュメントが変更されると、システムが自動的にこれらのフィールドを更新します。
- ソース Vault 名
- ソース Vault の名前
- ソース Vault ID
- ソース Vault の ID
- ソースドキュメント名
- ソースドキュメントの名前
- ソースドキュメント ID
- ソースドキュメントの ID
- ソースドキュメント番号
- ソースドキュメントのドキュメント番号
- ソースバインディングルール
- (選択リスト) CrossLink ドキュメントに現在適用されているバージョンバインディングルール: 最新バージョン、最新承認状態バージョン、または固有ドキュメントバージョン。
- バインドされているソースのバージョン
- 現在 CrossLink ドキュメントにバインドされているソースドキュメントのバージョン。動的バインディングの場合、現在バインディングルールが解決されているバージョン番号です。
- ソースの最新バージョン
- ソースドキュメントの最新版
- ソース所有者
- ソース Vault のソースドキュメントの所有者
- ソースリンク
- ソース Vault のソースドキュメントへのリンク
- CrossLink
- このドキュメントが CrossLink であるかどうかを示します (yes/no)
- リンクステータス
- (選択リスト) ソース Vault のソースドキュメントへのリンクの状態 (有効、削除済み、廃盤) を示します。