A
アクションメニュー
アクションメニュー (歯車アイコン) を使うと、Vault の要素 (ドキュメント、レポート、オブジェクトなど) に対してさまざまなアクションを行うことができます。通常、ドキュメントアクションメニューを参照し、ドキュメントアクションにアクセスします。ドキュメントアクションで使用できる項目は、Vault の設定、ドキュメント/バインダーのライフサイクル状態、ドキュメントタイプの作成権限、セキュリティプロファイル、ドキュメント上のロールベースの権限により異なります。
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アクティビティ
アクティビティとは、システム管理された読取り専用のオブジェクトです。アクティビティレコードは、ワークフローとユーザタスクステータスをまとめて表示します。アクティビティレコードを作成し、Vault で完了した作業のレポートを作成することができます。
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アクセスコントロール
アクセスコントロールは、管理者がオブジェクトレコードまたはドキュメントへのアクセス権限を付与・削除することができるさまざまな方法のことを指します。動的アクセスコントロールをご覧ください。
管理者
管理者領域
管理者領域は、Vault の設定オプションと管理者レベルのアクションがある場所です。この領域を表示するには、セキュリティプロファイルと権限セット経由で、管理者領域の一部に対する読取りアクセス権限を少なくとも有している必要があります。
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管理者
管理者は、Vault の管理者領域に権限 (セキュリティプロファイル経由) を持つユーザです。アクセスレベルは、権限セットにより異なります。例えば、ある管理者には、企業管理者以外の管理者領域のすべてに読取り専用アクセス権限があり、また別の管理者には、新規ドキュメントライフサイクル、ユーザ、権限セットの作成などができるより広範なアクセス権限がある場合があります。
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集計フィールド
集計フィールドは、レポート内の数値フィールドの集計を参照しています。
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エイリアス
エイリアスとは、ユーザが下の目的のために Vault に設定するラベルの代わりになるものです:
- レポートの列
- レポートのフィルタまたはフィルタプロンプト
- 関係レポートのドキュメント関係
- ユーザプロファイル
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アンカー
ドキュメントのリンクを参照してください。
注釈
注釈は、ドキュメントに関するフィードバックを行うためにドキュメントビューア内に作成されるコメントおよびマークです。
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API
アプリケーションプログラミングインタフェース - Vaultの REST ベースの API で、ほとんどの Vault 機能と設定にプログラム的アクセスができます。詳細情報は API ヘルプサイトをご覧ください。
アプリケーションライセンスタイプ
複数アプリケーション Vault では、ユーザのアプリケーションライセンスタイプにより、システムがアプリケーションレベルで利用可能なライセンスを追跡しますが、ライセンスタイプといった機能へのユーザのアクセスは制御しません。
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アプリケーションファミリー
アプリケーションファミリーとは、同じ Vault に存在することができる統合されたアプリケーション一式のことです。例えば、eTMF と Study Startup はクリニカルオペレーションのアプリケーションファミリーです。
アプリケーション所有者ユーザ
システムユーザと同様に、アプリケーション所有者ユーザは Vault に表示され、アプリケーション処理を実行することができます。このユーザはライセンス数に含まれません。
アプリケーションロール
アプリケーションロールオブジェクトは、ライフサイクルロールを上位の「アプリケーションレベル」のロールにマッピングして、ユーザロールセットアップオブジェクトの組織のレベルを追加し、ユーザロールを介して権限セットを適用するための基礎を追加します。アプリケーションロールオブジェクトは、すべての Vault で有効なオブジェクトとして使用可能です。ドキュメントとオブジェクトのロール権限や DAC など、さまざまな機能がこれを利用します。
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アーカイブ
ドキュメントアーカイブを参照してください。
アトミックセキュリティ
アトミックセキュリティは、ドキュメントとオブジェクトに使用できます。ドキュメントのアトミックセキュリティを使用すると、管理者はドキュメントライフサイクルの状態とロールごとに有効なワークフローアクションを保護することができます。オブジェクトのアトミックセキュリティを使用すると、管理者は個別のライフサイクル状態またはオブジェクトレコードに割り当てられたロールごとにオブジェクトフィールド、アクション、および関係を保護することができます。これはレコードおよびレコードの状態のユーザロールに基づいて特定のフィールド、アクション、または関係に権限を付与します。
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監査ログ
監査ログは Vault 内のアクションの履歴を表示します。監査ログには、ドキュメント監査履歴、ドメイン監査履歴、ログイン監査履歴、システム監査履歴が含まれます。ドキュメント監査証跡もご覧ください。
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監査証跡
監査証跡は、システムで実行されるすべてのアクションの一覧です。Vault は、ドキュメント、システム、ログイン、およびドメインの各レベルで監査証跡を提供します。
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B
基本ドキュメント
基本ドキュメントは、ドキュメントタイプ階層の最上位にあり、あらゆるドキュメントタイプの親です。このレベルは設定の目的のために存在するため、ドキュメントやバインダーは「基本ドキュメント」にはなれません。基本ドキュメントレベルで設定を構成する場合、管理者が個別のタイプ、サブタイプ、あるいは分類レベルでオーバーライドを設定しない限り、その他すべてのドキュメントタイプがその設定を継承します。
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基本ドキュメントテンプレート
基本ドキュメントテンプレートでは、管理者がアップロードしたドキュメントをテンプレートのソースファイルとして使用します。これらのテンプレートは、管理者 > ドキュメントおよびバインダテンプレートで作成・管理されます。
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バッチ
バッチ は、バッチ承認機能のサポートに使用される標準オブジェクトで、これによりユーザは複数のドキュメントを「バッチ」として新しいライフサイクル状態に移動することができます。
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バッチ承認
バッチを参照してください。
バッチレビューおよび承認
バッチを参照してください。
バインダー
バインダーでは、柔軟な構造でドキュメントを整理しグループ化できます。バインダーは、ネストして階層化構造を構築するセクションと、Vault のドキュメントへのリンクで構成されています。
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バインダーコンテンツ
バインダーコンテンツは、バインダー内のドキュメントを参照し、他のバインダーを含むことができるものです。また、コンポーネントドキュメントやコンポーネントバインダーとも呼ばれます。
バインダーエクスポート
バインダーエクスポートと使うと、バインダー、バインダーのコンテンツ、バインダーのめたーデータを抽出することができます。バインダのエクスポートについて詳しくご確認ください。
バインダーセクション
バインダーセクションにより、バインダーのコンテンツの階層を作成・整理することができます。セクションには名前と数字 (任意) が含まれます。
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バインダーテンプレート
バインダーテンプレートには、バインダーと「予定」ドキュメントの構造 (バインダーセクション) が含まれ、バインダー内にあるべきドキュメントのマーカーの役割りを果たしています。
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盲検化済みコンテンツ
盲検化済みコンテンツは、治験に関連付けられていて、治験の機密情報を含まないドキュメントです。このコンテンツには制限がなく、盲検化済みユーザと盲検解除済みユーザの両方に表示されます。盲検化済みコンテンツには、治験に偶然のバイアスを生じさせるリスクがありません。
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盲検化済みユーザ
盲検化済み (制限なし) コンテンツのみを表示できるユーザ。盲検化済みコンテンツをご覧ください。
BRD
業務要件定義 - Vault の領域に対する機能要件の一覧。
企業管理者
企業管理者は管理者領域の一セクションです。ここから、ユーザは、製品または治験オブジェクトレコード、ドキュメントテンプレート、選択リストオプションなどの進行中の管理オプションにアクセスできます。
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C
カート
カートを使用すると、複数のフィルタセットとライブラリ表示からドキュメントの一時的なグループを素早く作成することができます。そのグループから、ソースファイルをダウンロードしたり、一括アクションを行うことができます。カートの使用について詳しくご確認ください。
大文字/小文字の変換式
upper() および lower() といった大文字/小文字の変換関数は、ライフサイクル状態の変更中にオブジェクトレコードのフィールド値を設定するなど、フィールド値の設定用に一部の数式ビルダで使用できます。これらの数式は、値を小文字または大文字に設定することで、テキストフィールドで動作します。
カタログ
カタログは、現在「Vault オブジェクト」と呼ばれているものの過去のバージョン (V9 以前) のことです。オブジェクトを参照してください。
CDN
Vault Digital Publishing をご覧ください。
分類
分類は、ドキュメントタイプ構造の最下位レベルです (タイプ > サブタイプ > 分類)。
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試験
クリニカルオペレーションをご覧ください。
クリニカルオペレーション
クリニカルオペレーションとは、eTMF、Study Startup、CTMS を含むアプリケーション一式のファミリーです。
共同編集
共同編集により、複数の Vault ユーザが Office デスクトップソフトウェアを使用して Microsoft Office ドキュメントを同時に編集できます。
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コレクション
マイコレクションは、カートの旧機能名です。
コマンドラインツール
Vault ローダコマンドラインツール (CLI) は、コマンドライン/ターミナルを使用して Vault ローダのアクションを一括作成、エクスポート、更新および削除する方法です。
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コンパクトビュー
コンパクトビューはライブラリレイアウトで、ドキュメントが横並びに配置され、小さいサムネイルが表示されます。
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コンポーネント比較
コンポーネント比較を使用すると、構成移行パッケージを使用する管理者は、現在の構成と受信パッケージの構成との差を確認することができます。管理者は、個別のコンポーネントを比較したり、パッケージ比較をエクスポートしたりできます。構成移行パッケージの使用をご覧ください。
構成移行パッケージ
設定移行パッケージを使用すると、2 つの Vault 間で設定変更を移行することができます。構成移行パッケージの使用をご覧ください。
構成モード
設定モードを使用すると、管理者は、特定の設定を完了するために管理者以外のユーザを Vault からロックアウトすることができます。セキュリティプロファイルが Vault 所有者またはシステム管理者のユーザは、UI および API から引き続き Vault で作業することができます。この設定は、設定移行用のパッケージの展開や動的アクセスコントロールの設定を実行するのに適しています。構成モードについてをご確認ください。
構成パッケージ
構成移行パッケージをご覧ください。
消費者
ドキュメントビューア、ドキュメントロールまたはオブジェクトレコードロールをご覧ください。
コンテンツ
コンテンツは、Vault が個別のドキュメントとバインダーの両方を保持できる項目です。
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連続マッチング
連続マッチングはエクスペクテッドドキュメントリスト (EDL) の機能で、ドキュメントと EDL アイテムを自動的に一致させたり、ドキュメントまたは EDL アイテムレコードを更新すると必ず一致を更新したりします。
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管理されたドキュメントテンプレート
管理されたドキュメントテンプレートでは、ユーザがテンプレートのソースファイルとして標準の Vault ドキュメントを使用してテンプレートを作成できます。これらのテンプレートは、固定状態の Vault ドキュメントをテンプレートのソースファイルとして使用します。管理者が適切な設定手順を完了したら、ユーザは Vault ドキュメントから管理されたドキュメントテンプレートを作成・管理することができます。管理者は、管理者 > ドキュメントおよびバインダーテンプレートページから直接管理されたテンプレートを作成することもできます。
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制御するフィールド
制御するフィールドは、その値がフィールド依存性設定の他のフィールドの動作を決定するドキュメントフィールドです。例えば、準備完了日フィールドは、外部使用フィールドが「はい」に設定されている場合にのみ表示され、編集可能です。この依存性では、外部使用は制御するフィールドです。
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企業通貨
企業通貨設定では、組織が現地通貨を使用するすべてのレコードをひとつの通貨に変換するように設定できます。企業通貨設定は、通貨にまたがるロールアップの値を正規化し、様々なレポート作成機能に対応しています。通貨フィールドの設定をご覧ください。
CTMS
Vault CTMS は、治験を管理するためのエンドツーエンドのアプリケーションです。
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Medidata CTMS 統合をご覧ください。
CrossLink
CrossLinks (CrossLink ドキュメント) を使うと、Vault のコンテンツを同じドメインの別の Vault で使用することができます。Vault の CrossLink ドキュメントは、別の Vault のソースドキュメントからの表示可能レンディションを使用します。
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クロスドメインユーザ
Vault では、ユーザアカウントは単一のドメイン内に存在します。クロスドメインユーザを設定することで、管理者は新規ユーザアカウントを作成することなく異なるドメインの Vault へのユーザアクセス権限を付与することができます。例えば、VeePharm の PromoMats Vault の管理者がクロスドメインユーザとしてエージェンシユーザを設定したとします。これらのユーザは、自身のエージェンシの Vault に存在し、それが「ホーム」ドメインになりますが、作成した資料をアップロードするために VeePharm ドメインの PromoMats Vault へもアクセスすることができます。さまざまな企業と仕事をするエージェンシの場合、これにより複数の異なる Vault ログインアカウントを管理する必要がなくなります。クロスドメインユーザおよび認証をご確認ください。
通貨オブジェクト
通貨 (currency__sys
) オブジェクトを使用すると、組織が米ドル (USD)、日本円 (JPY)、ユーロ (EUR) などの複数の通貨をサポートできるようになります。サポートされている各通貨は、通貨オブジェクトのレコードによって表されます。これらのレコードに加えて、Vault にはシステムが管理する編集不可の企業通貨レコードがあります。通貨フィールドの設定をご覧ください。
カスタムオブジェクトタブ
カスタムタブをご覧ください。
カスタム共有ルール
カスタム共有ルールは、オブジェクトの動的アクセスコントロール (DAC) の一部です。これらのルールは、オブジェクトレコードレベルでのアクセスコントロールを提供します。オブジェクトがカスタム共有ルールまたは一致共有ルールを使用する場合、Vault はオブジェクトレコードに新しいロールを導入します。これらのロールは、レコードに対するユーザのアクセス権限を制御します。
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カスタムタブ
カスタムタブは、管理者によってナビゲーションバーに追加されるタブです。このタブを使用して、特定のタイプのドキュメントリスト、特定のオブジェクトのオブジェクトレコード、または外部のウェブページを開きます。例えば、製品カスタムタブは、すべての製品オブジェクトレコードのリストを開きます。
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D
ダッシュボード
ダッシュボードは主な指標を一目で把握できるようにしています。各ダッシュボードには、1 つ以上のダッシュボードコンポーネントがあり、各コンポーネントがレポートの指標を表示します。
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データモデル
各アプリケーションには、固有のアプリケーションデータモデルがあります。データモデルには、オブジェクト、オブジェクトデータレコード、オブジェクトフィールド、オブジェクトタイプ、オブジェクト関係、ドキュメントタイプ、およびドキュメントフィールドなどがあります。これらは、各 Vault アプリケーションでビジネスプロセスを促進するコンテキスト情報を提供します。データモデルは管理者がカスタマイズすることができます。
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データレコード
オブジェクトレコードを参照してください。
依存性ルール
依存性ルールは、フィールド依存性設定内の依存性フィールドの動作を定義します。制御するフィールドの単一条件に対して、依存性ルールは複数の依存性フィールドの動作を決定することができます。依存性ルールは、フィールドを編集可能、読取り専用または非表示にすることができます。さらに、選択リストまたははい/いいえフィールドに許可される値を制限することもできます。
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依存性フィールド
依存性フィールドは、その動作 (編集可能、非表示、許可される値の制限) が別のフィールドの現在の値により決定されるものです。例えば、準備完了日フィールドは、外部使用フィールドが「はい」に設定されている場合にのみ表示され、編集可能です。この依存性では、準備完了日が依存性フィールドです。
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移動先
移動先は、ユーザが定義する Adobe® Acrobat® PDF ドキュメント内の特定の座標へのリンクです。移動先を使うと、ユーザはドキュメント内の特定の場所にジャンプしたりリンク付けしたりできます。Vault は、ドキュメントビューア内の移動先の表示と移動先への移動をサポートしています。
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詳細ビュー
詳細ビューは、ドキュメントを行で一覧表示するライブラリレイアウトです。各列にはドキュメントのサムネイルと重要なドキュメントフィールドが表示されます。
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ドキュメント情報
ドキュメント情報 (または DocInfo) ページは、ドキュメントに関する情報を表示するメインページです。この情報には、ドキュメントフィールド、セキュリティ設定、バージョン、レンディション、関連ドキュメント、埋め込みビューア内のドキュメントコンテンツ自体が含まれます。
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ドキュメント
Veeva Vault 内では、ドキュメントがコンテンツとフィールド (メタデータ) の両方で構成されるオブジェクトです。ドキュメントコンテンツは、作成アプリケーション (Microsoft Office など) を費用して作成され、ドキュメントフィールドは、組織の具体的なビジネスルールに基づいて Veeva Vault インタフェース経由で入力されます。
ドキュメントアーカイブ
ドキュメントアーカイブを使用すると、組織は定期的に使用しなくなったドキュメントを保持しながら、日常の業務中にはそれらのドキュメントを非表示にすることができます。ドキュメントをアーカイブするについて詳しくご確認ください。
ドキュメント監査履歴
ドキュメント監査履歴は、作成、フィールドまたはファイルに対する更新、ビューを含むドキュメントに影響を及ぼすすべての変更の一覧です。
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ドキュメントチェックアウト
ドキュメントチェックアウトは、Vault にすでにアップロードされているドキュメントのソースファイルを変更する方法です。ドキュメントをチェックアウトすると、ドキュメントが他のユーザに対してロックされ、作業中であることが彼らに通知されます。ドキュメントのチェックアウト中、他のユーザはドキュメントをチェックアウトしたりワークフローを開始したりすることはできません。
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ドキュメントフィールドレイアウト
フィールドレイアウトをご覧ください。
ドキュメントインボックス
ドキュメントインボックスは未分類ドキュメントを表示します。ドキュメントインボックスは、ライブラリページの左パネルにあり、機能が有効化されている場合、または分類されていないドキュメントがある場合にのみ表示されます。分類されていないドキュメントとは、タイプ、サブタイプ、および/または分類を割り当てる必要があるドキュメントです。
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ドキュメントライフサイクル
ドキュメントライフサイクルとは一連の状態 (下書き、レビュー中など) のことで、ドキュメントが期間中にたどる一連の状態を指します。書くライフサイクルには、特定のユーザロールに関するワークフローおよび権限を含むビジネスロジックが関連付けられています。
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ドキュメントライフサイクル状態
ライフサイクルとは、ドキュメントが期間中にたどる一連の状態 (下書き、レビュー中など) のことで、ドキュメントが期間中にたどる一連の状態を指します。各個別状態に対して、管理者は、エントリ条件、自動ドキュメントアクション、ユーザ開始アクションおよびユーザロール権限など、さまざまな設定を構成できます。ドキュメントの現在の状態はステータスフィールドに表示されます。
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ドキュメントのリンク
ドキュメントリンクでは、Vault のドキュメント間の特定のページまたはパラグラフをリンクさせることができます。ユーザがリンクを作成すると、Vault は再利用可能なアンカーをターゲットドキュメントに作成します。作成されると、他のユーザがそのアンカーを別のドキュメントからのリンクに再利用できます。ユーザは、複数のアンカーを 1 つのリンク注釈に追加できます。例えば、販促資材の特定のチャートは、他の複数のドキュメントを参照として使用できます。ユーザは 1 つのリンク注釈を作成し、必要に応じてそのアンカーに異なるリンクをいくつでも追加できますし、あるいはリンクされたドキュメント関係を直接作成することもできます。
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ドキュメントルックアップフィールド
ルックアップフィールドを参照してください。
ドキュメントオブジェクト
ドキュメント所有者
ドキュメント所有者または「所有者」は、すべてのドキュメントおよびバインダーに適用される標準ユーザロールです。Vault は、ドキュメントを作成するユーザにこのロールを自動的に割り当てますが、このユーザまたは管理者は別のユーザにロールを割り当てることができます。これはシングルユーザロールのため、特定のドキュメントについて、1 回に 1 ユーザのみがロールに設定されます。このユーザに使用できる権限は、セキュリティマトリックス設定に基づきます。
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ドキュメントパッケージ (eTMF)
ドキュメントパッケージは、複数のドキュメントをまとめてリンクし、そのドキュメントセット上でワークフローを同時に開始する方法です。
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ドキュメント参照フィールド
ドキュメントを参照するオブジェクト上のフィールドです。ドキュメントは True オブジェクトではありませんが、管理者はオブジェクトフィールドタイプを使用してドキュメント参照フィールドを作成します。
ドキュメント関係
ドキュメント関係は、2 つのドキュメントをリンクする方法です。関係は、ドキュメント情報ページのフィールドパネルと、使用箇所レポートで表示されます。関係の中には、自動で作成されるものもあります (例えば、ユーザがドキュメントのコピーを作成した場合、新規ドキュメントと元のドキュメント間に関係があります)。
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ドキュメントロール
ドキュメントロールは、ユーザに対して、特定のドキュメント上に特定の権限セットを割り当てる方法です。各ドキュメントには、ユーザが所属する複数のロールがあります。ドキュメント情報ページの共有設定で、ユーザの各ロールを表示できます。
ドキュメント上の各ユーザのロールは、ドキュメントの現在のライフサイクル状態と組み合わさり、そのユーザのドキュメントレベルの権限を決定します。例えば、所有者ロールのユーザは、下書き状態のドキュメントを削除することができますが、承認済み状態のドキュメントは削除できません。ビューアロールのユーザは、ドキュメントを削除することはできません。
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ドキュメント共有の設定
共有設定は、ドキュメント情報ページのパネルで、ここではドキュメントのロールに現在割り当てられているユーザを表示したり、これらの割り当てを変更したりすることができます。
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ドキュメントタブ
ドキュメントタブとは、ドキュメントを表示しているタブのことです。標準的な例としてはライブラリが含まれますが、管理者がカスタムタブを設定して、特定のドキュメントタイプ、サブタイプ、分類を表示することもできます。
ドキュメントテンプレート
ドキュメントテンプレートでは、新たなコンテンツをアップロードするのではなく、テンプレートのソースファイルを使用してドキュメントを作成することができます。テンプレートは特定のドキュメントタイプに関連付けられています。ドキュメントテンプレートには 2 つのタイプがあります。基本ドキュメントテンプレートおよび管理されたドキュメントテンプレートを参照してください。
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ドキュメントサムネイル
サムネイルは、ドキュメントの表示可能レンディションの小さな画像バージョンで、ライブラリレイアウトのいくつか (詳細ビュー、コンパクトビュー、タイトルビュー) に表示されます。
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ドキュメントタイプ
ドキュメントタイプは、関連ドキュメントフィールド、レンディションタイプ、その他のドキュメント設定を決定する階層フィールド (タイプ > サブタイプ > 分類) と、その階層で最上位の両方を指します。
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ドキュメントタイプセレクター
ドキュメントタイプセレクターは、ドキュメントを分類する方法です。ドキュメントタイプセレクターに、フィールドが複数あるか (階層ベース)、1 つだけ (検索ベース) かは Vault の設定によって異なります。
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ドキュメントの使用
ドキュメント利用状況オブジェクトは、Vault の標準ドキュメント監査が許可するよりも包括的な指標を取得し、経時的なドキュメント利用状況を正確に把握することができます。各ドキュメント利用状況レコードのフィールドは、お使いの Vault で固定状態のドキュメントの指標を追跡します。
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ドキュメントバージョン番号
ドキュメントのバージョン番号は「x.y」の形式で、「x」がメジャーバージョン、「y」がマイナーバージョンを示します。ドキュメントのメジャーバージョンをインクリメントし、マイナーバージョンを「0」にリセットするライフサイクル状態エントリアクションがあります。ドキュメントバージョン番号は、ドキュメントのバージョン履歴を追跡するために使用される標準フィールドです。Vault のフィールドレベルセキュリティによって、新規ドキュメントの作成時に最初のバージョン番号を変更できる場合があります。
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ドキュメントビューア
ドキュメントビューアは、ドキュメント情報ページの一部で、Vault がドキュメントの表示可能レンディションを表示し、ユーザが注釈を追加・表示できる場所です。
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ドキュメントワークフロー
ドキュメントワークフロー (旧複数ドキュメントワークフロー) を使用すると、ユーザが複数のドキュメントをレビューおよび承認のために単一のワークフローインスタンスに送信できます。ドキュメントワークフローは封筒オブジェクトからオブジェクトワークフローフレームワークを使用します。各ワークフローインスタンスには封筒オブジェクトレコードが含まれ、そのレコードとすべてのワークフロードキュメントを関連付けます。
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ドキュメントレベルのコメント
ドキュメントレベルのコメントは、ドキュメントの特定部分に関係のないドキュメントにフィードバックを提供でる仕組みです。ドキュメントレベルのコメントは、ドキュメントの特定のバージョンに関連付けられます。
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ドメイン
ドメインは、単一顧客に属し、複数の設定を共有する Veeva Vault のインスタンスです。Vault を使用する各企業は 1 つまたは複数のドメインを持ち、各ドメインは 1 つまたは複数の Vault を持ちます。複数の Vault があるドメインは、通常、「マルチ Vault ドメイン」と呼ばれます。多くのセキュリティ設定など、ドメインレベルで適用される設定があります。
ドメインは Vault の URL (https://pharm.veevavault.com の「pharm」) と各ユーザのログイン名 (tibanez@pharm.com の「pharm.com」) に反映されます。
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ドメイン管理者
ドメイン管理者は、ユーザレベルの設定で、正しい権限と共に、ユーザに対してドメインレベルの設定の編集と Vault 全体のユーザの管理へのアクセス権限を付与します。各ドメインには、この設定を持つユーザが少なくとも一人います。
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ドメイン監査履歴
ドメイン監査履歴ページには、ユーザ詳細、セキュリティポリシーおよびネットワークアクセスルールの更新など、ドメインレベルで発生する変更が表示されます。
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下位のオブジェクト
「下位」のオブジェクトとは、プライマリレポーティングオブジェクトに関連するオブジェクトのことです。下位のオブジェクトは、子オブジェクト、単純な結合オブジェクト、参照関係で関連付けられたオブジェクトです。下位のオブジェクトには関連ドキュメントも含めることができます。
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動的アクセスコントロール (DAC)
ドキュメントおよびオブジェクトに対する動的アクセスコントロールは、アクセスコントロールを手動的ではなく、よりプログラム的にする方法です。
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動的ページレイアウト
動的ページレイアウトは、オブジェクトページレイアウトをカスタマイズするための機能です。この機能を使うと、管理者は、オブジェクトレコードのライフサイクルが特定の状態にある場合にのみ一部のページセクションを表示可能にすることができます。この機能は、特定のフィールドまたは関連レコードがビジネスプロセスの特定のステージにのみ関連するような場合に、ページレイアウトを簡略化します。オブジェクトページレイアウトの設定を参照してください。
動的参照制限
参照制限をご覧ください。
E
エディタ
ドキュメントロールまたはオブジェクトレコードロールをご覧ください。
EDL
希望のドキュメントリストをご覧ください。
電子署名
電子署名をご覧ください。
高機能チェックアウト
Enhanced Checkout Java® アプレットは 19R3 で廃止されました。Vault File Manager for Windows には、従来の拡張チェックアウト機能のすべての機能などが含まれています。
エントリアクション数式
これらは、ドキュメントライフサイクル状態のエントリアクションで、数式を使用してフィールドを設定するアクションタイプを使用します。このアクションは、数式表現を使用して、数字、テキストまたは日付フィールドを設定します。
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封筒
封筒は、ドキュメントワークフローで 1 つ以上のドキュメントを含めるために使用されるオブジェクトです。
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電子署名
電子署名 (eSignature) は、ユーザが Vault のドキュメントに自分のユーザ名とパスワードを再入力することで正式に「署名」する方法です。管理者は、ワークフローの一部として電子署名を求めるよう Vault を設定することができます。さらに管理者は、署名の明示機能を使用して署名ページを自動生成するよう Vault を設定することもできます。
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電子署名テンプレート
署名ページテンプレートを参照してください。
eTMF
Vault eTMF は治験マスターファイル (TMF) に含まれるドキュメント一式を管理するためのエンド・ツー・エンドのアプリケーションです。
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eTMF 生成物
Vault は生成物オブジェクトを使用して、TMF 参照モデル (TMF RM) (治験マスターファイルコンテンツに一般に使用される標準的な分類) をモデル化します。生成物オブジェクト (hierarchy__v
) には、各ゾーン、セクション、および TMF 参照モデルのオブジェクトレコードまたは生成物が含まれます。Study Startup では、生成物オブジェクトに、各バインダーセクションのレコードと Study Startup バインダーのエクスペクテッドドキュメントが含まれます。
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EDL
エクスペクテッドドキュメントリスト (EDL) とは、EDL アイテムオブジェクトレコードの集まりです。これらのオブジェクトレコードは、タスク、オーバーフロー、治験などに期待されるドキュメントを表します。EDL は、ドキュメントを EDL アイテムに一致させることで完全性を測ります。
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外部ユーザ
外部ユーザは、アクセス権限がやや制限されている御社外のユーザ向けのライセンスタイプです。これらのユーザはほとんどの機能を利用できますが、レポートおよびダッシュボードの使用、電子署名ができません。ユーザの電子メールアドレスのドメインは Vault のライセンスドメインと一致することはできません。
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F
連携 ID
連携 ID では、シングルサインオンまたはその他のシステム統合のため、ユーザを外部ユーザ ID に関連付けることができます。
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フィールド
フィールドには、各ドキュメントまたはオブジェクトの追加詳細/メタデータを保持する管理者が設定可能なフィールドと標準フィールドの両方が含まれます。ドキュメントフィールドは、すべてのドキュメントまたは特定のドキュメントタイプ/サブタイプ/分類に適用され、必須/任意に設定できます。
フィールドデフォルト
オブジェクトフィールドのデフォルトを参照してください。
フィールドレイアウト
フィールドレイアウトは、ドキュメントフィールドとフィールドセクションをドキュメント情報ページにどのように表示させるかを決定します。これは管理者が設定可能です。
ドキュメントのフィールドレベルセキュリティ (FLS)
フィールドレベルセキュリティにより、管理者は、特定のユーザまたはグループに対して、フィールドを読み取り専用/非表示/編集可能に設定することができます。フィールドレベルセキュリティは、セキュリティマトリックスおよび共有設定によって、ドキュメントレベルで適用されるセキュリティをさらに制限することのみができます。特定のフィールドに対して、ユーザが有している以上の権限を付与することはできません。
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オブジェクトのフィールドレベルセキュリティ (FLS)
フィールドレベルセキュリティにより、管理者は、特定のグループに対して、フィールドを読み取り専用/非表示/編集可能に設定することができます。フィールドレベルセキュリティは、オブジェクトまたはオブジェクトレコードレベルで適用されるセキュリティをさらに制限することのみができます。特定のフィールドに対して、ユーザが有している以上の権限を付与することはできません。
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FLS
ドキュメントのフィールドレベルセキュリティおよびオブジェクトのフィールドレベルセキュリティを参照してください。
数式フィールド (レポート作成)
数式フィールドは、カスタムドキュメントフィールドで、数式を使用して数値を計算します。これらはレポートでのみ表示され、ドキュメント情報ページ内や、API 経由では表示されません。
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数式フィールド (オブジェクト)
数式フィールドは、数式タイプの Vault オブジェクトフィールドです。これらのフィールドは、計算値 (数式表現の評価) をオブジェクトビューアに表示します。数式オブジェクトフィールドは、すべてのユーザに対して読み取り専用です。数式タイプのオブジェクトフィールドはランタイムに計算されるため、これらのフィールドの検索、フィルタリング、またはレポート作成はできません。
FTP
FTP は、ファイル転送プロトコル (File Transfer Protocol) の略です。ステージングサーバをご覧ください。
完全ユーザ
完全ユーザは、標準ユーザ向けのライセンスタイプです。このライセンスタイプは、どの機能へのアクセスもブロックしません。このライセンスタイプのユーザは、エンドユーザまたは管理者となります。これは、管理者機能へのアクセスが許可される唯一のライセンスタイプです。
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G
ゲーティング
マイルストーンゲーティングを参照してください。
歯車メニュー
アクションメニューを参照してください。
GMT
UTC を参照してください。
グループ
グループは、ユーザの名前が付いた一覧です。会社のチームおよびビジネス機能を反映するグループを定義し、これらのグループをドキュメントロールに割り当てることで、ドキュメントへのアクセスをより簡単に管理できます。
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GxP
GxP は Good “X” Practices (X の優れた実践) の頭文字で、「X」は治験、製造、検査などとなります。これは、ライフサイエンスで使用される一般的な用語で、規制および企業基準に準拠するよう、企業が標準的実施に従っていることを説明するために使用されます。
H
大容量オブジェクト
大容量オブジェクトは、大容量データストアオプションを使用するオブジェクトです。大容量オブジェクトを検索する方法にはいくつかの制限がありますが、それらは標準の Vault オブジェクトよりも多くのレコードを持つことができ、多数のレコードでパフォーマンスが向上します。
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ホームページ
ホームタブをご覧ください。
ホームタブ
ホームタブは、ユーザがログインした際に Vault が通常読み込む領域で、「Vault ホーム」とも呼ばれています。ここからユーザは、割り当てられたタスク、通知、有効なワークフローにアクセスします。これは一部の Vault でタスクタブと呼ばれています。
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ホットフォルダ
FTP 経由の未分類ドキュメントの作成を参照してください。
ホバーカード
ホバーカードをご覧ください。
ホバーカード
特定の要素 (ドキュメント名、オブジェクトラベルなど) に 2 秒以上マウスオーバーすると Vault は、要素情報の概要を「ホバーカード」と呼ばれる小さなポップアップに表示します。これらは、ライブラリ、ホームおよびレポートタブを含む Vault の数多くの領域で利用できます。ドキュメント情報ページでは、オブジェクトタイプのドキュメントフィールド (製品、治験など)および選択されたユーザに対してホバーカードが表示されます。ホバーカードに情報を表示する能力、またはソース (利用可能な場合) までクリックする能力は、ユーザ権限で制御されます。
HTTPS
ハイパーテキスト トランスファー プロトコル セキュア (HTTPS) は、コンピュータネットワーク上で安全な通信を行うための通信用プロトコルで、特にインターネット上に広く展開されています。技術的に、それ自体はプロトコルではなく、それ自体のプロトコルにもなりませんが、TLS プロトコルにハイパーテキスト トランスファー プロトコル (HTTP) の層を追加するだけであるため、標準的な HTTP 通信に TLS のセキュリティ能力を追加できます。HTTPS を使用する主な理由は、通信傍受と介入者攻撃を防ぐためです。
I
アイデンティティプロバイダ
アイデンティティプロバイダ (IdP) は、アイデンティティアサーションプロバイダとも呼ばれ、シングルサインオン (SSO) 経由での Vault へのアクセスがユーザに許可される前に、ユーザ認証に関与する ID 証明書およびエンティティの発行を担当します。詳細は以下のシングルサインオンをご確認ください。
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アイデンティティプロバイダ証明書
アイデンティティプロバイダを参照してください。
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IdP
アイデンティティプロバイダを参照してください。
受信パッケージ
構成移行パッケージをご覧ください。
インボックスディレクトリ
FTP 経由の未分類ドキュメントの作成を参照してください。
インテグレーションユーザ
Vault のさまざまな統合機能において、「インテグレーションユーザ」とは、統合向けに設定されたユーザアカウントです。例えば、統合がドキュメントを同期する場合、新規ドキュメント作成またはバージョン管理アクションは、インテグレーションユーザのアカウントを使用して行われ、そのユーザのセキュリティ設定などの影響を受けます。監査証跡は、これらのアクションをインテグレーションユーザの属性とみなします。
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治験責任医師ポータル
過去のリリースでは、Clinical Operations eTMF Vaults のアドオン製品として治験責任医師ポータルが提供されていました。Veeva Site Connect は同様の機能を提供し、Clinical Operations Vault のスポンサーと CRO が、SiteVault Vault のサイトとドキュメント、ドキュメントリクエスト、およびデータを安全に交換できるようにします。
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J
Java SDK サービスアカウントユーザ
システムおよびアプリケーション所有者ユーザと同様に、Java SDK サービスアカウントユーザは Vault に表示され、Vault Java SDK カスタムソリューションを実行します。このユーザはライセンス数に含まれません。
結合
結合は、Vault でさまざまな機能を指します。
- 結合オブジェクトは、多対多関係で 2 つ以上のオブジェクトを関連付けます。
- ワークフローでの結合手順では、ワークフローの 2 つの別々のパスをマージします。これは、裁定の決断に基づいて分岐した手順がワークフローに含まれる場合に便利です。
- 結合タイプは、マルチパスレポートで定義されたレポートビューからどの情報を含めるかを定義します。例えば、左の結合は、マルチパスレポートが関係の左側のレポートビューからすべてのレコードを表示し、さらに関係の右側のレポートビューから一致するフィールドをを持つレコードのみを表示する必要があることを示します。
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L
リーガルホールド
リーガルホールドは、訴訟に関連するドキュメントを保持するオブジェクトのタイプです。リーガルホールドの対象ドキュメントは、コンテンツを削除することはできないが、作成、ワークフロー、およびライフサイクルアクティビティでドキュメントを活用しながら業務は継続可能という形で保持されます。
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ライセンス
「ライセンス」は、通常 1 つのアプリケーションに対して 1 件のユーザアクセス権限を付与します。一部の Vault では、「プーリング」することでライセンスの合計数を共有することができます。マルチアプリケーション Vault では、ユーザアプリケーション関係 1 つごとに 1 つのライセンスを使用します。ライセンスタイプおよびセキュリティプロファイルについてをご覧ください。
ライセンスタイプ
ライセンスタイプは、Vault がユーザに対して最初のレベルのアクセスコントロールとして使用するユーザ属性です。ライセンスタイプは、ユーザのセキュリティプロファイル経由またはドキュメントの共有設定およびセキュリティマトリックス経由で付与されたあらゆるアクセス権限に優先します。
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ライフサイクル
ドキュメントライフサイクルまたはオブジェクトライフサイクルをご覧ください。
ライフサイクルステージ
ライフサイクルステージを使用すると、組織がドキュメントとオブジェクトライフサイクル状態をグループ化して、順序通りに並んだステージのコレクションにまとめることができます。次に Vault は、ライフサイクルステージ下矢印パネルからドキュメント情報ページとオブジェトレコード詳細ページにドキュメントまたはオブジェクトレコードの現在のステージを表示します。
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ライフサイクルステージグループ
ライフサイクルステージをご覧ください。
ステージグループ
ライフサイクルステージをご覧ください。
ライフサイクルステージ下矢印パネル
ライフサイクルステージをご覧ください。
ライフサイクル状態
ドキュメントライフサイクル状態またはオブジェクトライフサイクルをご覧ください。
ライフサイクル状態のエントリアクション
ライフサイクル状態のエントリアクションは、設定可能なシステムアクションのセットで、ライフサイクル状態を入力すると Vault がドキュメントまたはオブジェクトレコード上で自動的に実施するものです。管理者は、各ライフサイクル状態に対してエントリアクションを設定できます。使用可能なアクションは、オブジェクトおよびドキュメントのライフサイクルによって異なります。ドキュメントの場合は、通知の送信、注釈の削除、ドキュメントの日付フィールドの設定が含まれます。オブジェクトレコードの場合は、通知の送信が含まれます。
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ライフサイクル状態のエントリ条件
ライフサイクル状態のエントリ条件は、設定可能な条件セットで、ドキュメントまたはオブジェクトレコードがライフサイクル状態に移行する前に満たしておく必要があるものです。例えば、レビュー中状態を入力するには、ドキュメントには表示可能なレンディションを有しておく必要があります。ユーザが一つの状態から別の状態にドキュメントまたはオブジェクトレコードを移動すると、Vault はドキュメントまたはオブジェクトレコードがエントリ条件を満たしているかどうか確認し、条件が満たされるまで変更を許可しません。
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ライフサイクル状態ユーザアクション
ライフサイクル状態のユーザアクションは、ユーザがドキュメントまたはオブジェクトレコードで実行することができる設定可能なアクションです。ドキュメントの場合は、ワークフローの開始およびドキュメントの他の状態への移動が含まれます。例えば、CLM 統合機能の CLM への送信など、特定の機能およびアプリケーションで利用できる追加のユーザアクションタイプがあります。オブジェクトレコードの場合、ユーザアクションはレコードを別の状態に移動したり、カスタムアクションを実行したりすることができます。
有効になると、選択された状態にあるドキュメント/バインダまたはオブジェクトレコードのアクションメニューにユーザアクションが表示されます。
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現地カレンシー
現地通貨 (local_currency__sys
) は、通貨タイプフィールドを含むオブジェクトレコードの設定です。これは、通貨フィールド値の特定の通貨を指定し、Vault が関連企業通貨フィールドの値を計算する際に使用する換算レートも決定します。通貨フィールドの設定をご覧ください。
ロケール
ロケールは、ローカライゼーションおよびユーザの言語に関連するユーザレベルの設定です。この設定は、日付および数字の表示を制御します。
ログイン監査履歴
ログイン監査履歴ページには、ユーザのログイン、失敗したログイン、パスワード変更などのユーザ認証イベントが表示されます。各イベントについて、タイムスタンプ、変更を行ったユーザ、影響を受ける項目および説明が表示されます。
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ログインメッセージ
ログインメッセージは、すべてのユーザが Vault にログインするとポップアップダイアログに表示されます。一般的な利用には、企業のプライバシーポリシーや「セーフハーバー」に関するメッセージの表示が含まれます。
ロングテキストフィールド
ロングテキストフィールドは、ユーザが最大 32,000 文字入力できるオブジェクト上の特殊テキストフィールドです。管理者は、オーバーレイ、署名ページ、またはメッセージではロングテキストフィールドのトークンを使用できません。既存のテキストフィールドをロングテキストフィールドに変換することはできません。
ルックアップフィールド
ルックアップフィールドは、親または被参照オブジェクトのフィールド値を子、参照オブジェクト、またはドキュメントに伝えるフィールドです。これにより、ユーザは、親または被参照オブジェクトレコードからその他の関連情報を表示することができます。
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M
メジャーバージョン
ドキュメントバージョン番号を参照してください。
手動割り当て
動的アクセスコントロールを使用するオブジェクトの場合、手動割り当ては、ユーザ/グループを特定のオブジェクトレコードのロールに直接追加する方法で、共有ルールを設定する必要がありません。
ドキュメントの場合、手動割り当ては、動的アクセスコントロールを使用せずに、ドキュメントロールにユーザを配置するさまざまな方法です。
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手動一致
手動一致はエクスペクテッドドキュメントリスト (EDL) の機能で、EDL アイテムのドキュメントの手動による一致および不一致、特定のドキュメントバージョンへの EDL アイテム一致のロック、完成度件数からの一致するドキュメントの除外を行うことができます。
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マスク
日付マスクをご覧ください。
一致共有ルール (ドキュメント)
一致共有ルールは、ドキュメントの動的アクセスコントロール (DAC) の一部です。これらのルールは、ドキュメントレベルでのアクセスコントロールを提供します。ドキュメントがカスタム共有ルールまたは一致共有ルールを使用する場合、Vault はドキュメントに新しいロールを導入します。これらのロールは、レコードに対するユーザのアクセス権限を制御します。
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一致共有ルール (オブジェクト)
一致共有ルールは、オブジェクトの動的アクセスコントロール (DAC) の一部です。これらのルールは、オブジェクトレコードレベルでのアクセスコントロールを提供します。オブジェクトがカスタム共有ルールまたは一致共有ルールを使用する場合、Vault はオブジェクトレコードに新しいロールを導入します。これらのロールは、オブジェクトレコードへのユーザのアクセス権限を制御します。
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MedComms
Vault MedComms は、文献参照、諮問委員会資料、医療情報問合せに関する返答、医療経済結果調査および医療助成金などの医療コンテンツを管理するためのエンドツーエンドのアプリケーションです。
Medidata CTMS 統合
Medidata CTMS 統合は、組織が eTMF の治験、治験実施国、治験実施施設および場所データのソースとして Medidata CTMS を使用できる機能で、さらに Medidata から訪問レポートを自動的に同期します。
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メンション
ユーザメンションを参照してください。
フィールドのマージ
フィールドのマージは、2 つの機能を持つ標準共有ドキュメントフィールドです。フィールドをドキュメントタイプに関連付けることで、管理者は、ドキュメントタイプが「MS Word のフィールドのマージ」をサポートすることを示します。Vault は、ドキュメントのソースファイルのコンテンツに基づいて、この「はい/いいえ」フィールドに自動入力します。詳細をご確認ください。
メタデータ
Vault の「メタデータ」は、通常、ドキュメントフィールド値など、ドキュメントのソースファイル以外のドキュメントに関する情報を指します。
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マイルストーン
Vault マイルストーンは、治験、治験実施国および治験実施施設のレベルで主要な間隔を指定します。マイルストーンは、TMF の完全性を測るのに役立ちます。マイルストーンは、一連のタスクが完了した時間の長さ、または 1 つまたは複数のタスクが完了した特定の時点のいずれかを示します。
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マイルストーン作成トリガー
マイルストーン作成トリガーは、Vault がマイルストーン依存性と EDL アイテムにマイルストーンオブジェクトレコードと関連ドキュメントを作成させる事象です。例えば、ライフサイクルの状態変更がマイルストーン作成トリガーになる場合があります。
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マイルストーン依存関係
マイルストーン依存性は、マイルストーンの前提条件を設定する方法です。この機能は、上および前のマイルストーンを置き換えます。
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マイルストーンゲーティング
マイルストーンゲーティングは、マイルストーンオブジェクトライフサイクルの一連のライフサイクル設定を参照します。マイルストーンライフサイクルにエントリアクション、エントリ条件、決定手順を設定して、EDL の完成度を確認し、マイルストーン依存性を強制することができます。
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マイルストーンロールアップ
マイルストーンロールアップは、設定されたマイルストーン依存性タイプです: 完了から完了、ロールアップ (最小日)、ロールアップ (最大日)。マイルストーンロールアップを設定して、マイルストーンに順序を強制し、マイルストーンレコードの日付フィールドを自動的に入力することができます。
モニタリング訪問レポート
モニタリング報告書を参照してください。
マイナーバージョン
ドキュメントバージョン番号を参照してください。
マルチアプリケーション Vault
マルチアプリケーション Vault には、アプリケーションファミリー内の複数のアプリケーションからの機能およびデータモデルが含まれます。これには、Submissions と Registrations の両方を含む RIM Vault などがあります。
マルチチャネルプレゼンテーション
マルチチャネルプレゼンテーションは、マルチチャネルコンテンツのプレゼンテーションを表すバインダーのドキュメントタイプラベルです。
マルチチャネルスライド
マルチチャネルスライドは、マルチチャネルコンテンツの個別スライドを表すドキュメントです。マルチチャネルスライドは、マルチチャネルプレゼンテーションに追加することができます。
多言語ラベル
Vault ローカライゼーションの一貫として、管理者は、さまざまな設定可能な要素 (ドキュメントフィールド、テンプレート、ロールなど) に対して、多言語ラベルを入力またはインポート (一括翻訳機能) することができます。
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マイコレクション
マイコレクションは、カートの旧機能名です。
マイ Vaults
マイ Vault ページは、複数 Vault ドメインとクロスドメインユーザ向けに有益なツールを提供するもので、ドキュメントを素早く検索したり、またお使いの Vault 全体のオープンタスクを表示させたりすることができます。この機能は、「エンタープライズホーム (Enterprise Home)」と呼ばれることもあります。
N
ネームスペース
ネームスペースまたは「ネームスペース接尾辞」は、要素名 (フィールド、関係タイプ、レンディションタイプなど) の一部を参照し、それがシステムか、標準か、アプリケーション標準か、またはカスタムかを示すものです。例えば、approval_date__c
はカスタムフィールドですが、approval_date__rim
は RIM アプリケーションシリーズに固有の標準フィールドです。
システムのネームスペースは user__sys
などの Vault オブジェクトのセットおよびすべてのVault アプリケーションと設定に対して有効なフィールドを参照します。
ネットワークアクセスルール
ネットワークアクセスルールでは、管理者は、ユーザのセキュリティポリシーに応じて、特定ユーザが Vault にログインできるアクセス元の IP アドレスを制限できます。一つの IP アドレスまたは IP 範囲に各ルールを適用できます。ネットワークアクセスルールはドメインレベルで設定されます。
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Vault ユーザ以外
Vault ユーザ以外は、ユーザアカウントを持たずに Vault 経由でドキュメントにアクセスする人物です。これらのユーザは、リンクとして送信機能を使って送信されたドキュメントしか表示することができません。
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O
オブジェクト
オブジェクト (旧バージョンの「カタログ」と同じ) は、カスタマイズ可能かつ拡張可能なアプリケーションデータモデルの一部です。ユーザは、品目のタイプ (オブジェクト) やその品目の個別のインスタンス (オブジェクトレコード) を作成することができます。その後各インスタンスは独自のメタデータ値のセットを持ちます。オブジェクトの動作は、選択リストドキュメントのフィールドに似ていますが、追加のメタデータを必要とします。例えば、製品はオブジェクトです。ユーザがドキュメントに製品を選択する場合、その製品のメタデータのすべて (複合 ID、治療領域など) もドキュメントに関連付けます。
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オブジェクトクラス
オブジェクトクラスは、複数のオブジェクトに一度に適用できるオブジェクトの分類です。ほとんどのオブジェクトは基本オブジェクトクラスにありますが、Vault にはユーザロール設定、ユーザタスクおよびリーガルホールドのオブジェクトクラスがあります。オブジェクトクラスはシステム管理されます。オブジェクトクラス内の各オブジェクトは、独自の設定、関係、フィールドを持つことができますが、各オブジェクトは、オブジェクトクラスが定義する共通のフィールド一式も持ちます。
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オブジェクトフィールドのデフォルト
オブジェクトフィールドのデフォルトは、オブジェクトレコードの作成または保存時にフィールドに入力するために Vault が使用するフィールド向けの管理者定義の数式または値です。
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オブジェクトレコード
各 Vault には、オブジェクト、オブジェクトのフィールド、その関係で設定されるデータモデルがあります。オブジェクトレコードは、このモデル内のデータです。例えば、製品は Vault の標準オブジェクトですが、WonderDrug はそのオブジェクトのレコードです。
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オブジェクトライフサイクル
オブジェクトライフサイクルとは一連の状態 (承認中、承認済など) のことで、オブジェクトレコードがそのライフ期間中にたどることができる状態です。各状態は、関連付けられたユーザアクションとエントリアクションを持つことができます。オブジェクトライフサイクルは、Vault のほとんどのオブジェクトに設定できますが、すべてのオブジェクトがライフサイクルを使用しているわけではありません。
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オブジェクトライフサイクル状態
オブジェクトライフサイクルは一連の状態 (承認中、承認済など) のことで、オブジェクトレコードがそのライフ期間中にたどることができる状態です。各個別状態に対して、管理者は、エントリアクションやユーザ開始アクションなど、さまざまな設定を構成できます。状態がオブジェクトレコードの状態にリンクされているため、レコードを有効化する状態や、無効化する状態があります。
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オブジェクトページレイアウト
管理者は、オブジェクトページレイアウトを設定して、関連するオブジェクトとドキュメントを表示することができます。そのため、各オブジェクトレコードが中心になり、関連情報の参照、作成、編集ができるようになります。
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オブジェクトレコードロール
動的アクセスコントロールを使用するオブジェクトの場合、これはレコードへのアクセス権限を制御する各オブジェクトレコードにシステム定義されたロール (閲覧者、編集者、所有者) で、これにはドキュメントフィールドの編集時にレコードを選択するアクセス権限も含みます。
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オブジェクトレコード共有設定
動的アクセスコントロールを使用するオブジェクトの場合、共有設定はオブジェクトレコード詳細のセクションで、レコードに適用されるすべての共有ルールと手動によるロールの割り当てが表示されます。
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オブジェクトレコードの入力規則
オブジェクトレコードの入力規則には、フィールドにユーザが入力したデータを評価する数式または表現が含まれ、データが有効であると「True」を、データが無効であると「False」を返します。
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オブジェクト参照
Vault オブジェクトは、親子 (階層化) および参照 (非階層化) 関係を含むさまざまな関係を設定することができます。参照関係は、他のオブジェクトを参照したり、同じオブジェクト自身を参照したり (自己参照) できます。標準システム管理オブジェクトは、参照関係または親子関係 (親として) にしかなれません。
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オブジェクトタイプ
オブジェクトタイプとは、単一のオブジェクト内で似ているが同じではないデータをキャプチャするためにグループ化されたフィールドの集合です。オブジェクトタイプはフィールドを共有する場合がありますが、それぞれの業務目的に特化したデータも有します。オブジェクトタイプは、個々のオブジェクトに対して有効化し、設定する必要があります。
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OCR
OCR (光学文字認識) は、スキャン済み画像および PDF ソースファイル内のテキストを抽出し、インデックスを作成します。次に、テキストを表示可能レンディションに含め、テキスト注釈とドキュメントビューア内検索の両方がサポートされます。このプロセスにより抽出できるのは、タイピング入力された英語のテキストのみです。
テキストを抽出する際に、Vault は文字の一致度とドキュメントの可読性に基づいて信頼スコアを割り当てます。信頼スコアが低すぎると、Vault がインデックスを作成しない場合があります。
オンデマンド一致
オンデマンドマッチングは、ドキュメントの一致アクションを使用して、一致するドキュメントを素早く特定し、特定の EDL アイテムの件数と完成度を更新するものです。
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オプションのワークフロータスク
オプションのタスクは、管理者がレガシーワークフロー手順設定時に任意の作業に設定するものです。レガシーワークフローのタスクが「オプション」とマークされると、ワークフローを開始するユーザは、そのタスクを含めるかどうかを選択することができます。一つのワークフローで同じドキュメントが何度も登場し、すでに完了させたタスクを繰り返したくない場合に、タスクをスキップできる機能は役に立ちます。
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送信パッケージ
構成移行パッケージをご覧ください。
オーバーレイ
オーバーレイを使用すると、表示可能レンディションをユーザが Vault からダウンロードしたときにレンディションに情報を動的に適用することができます。この情報はヘッダー、フッター、および/またはページ全体に斜めに表示することができますが、ダウンロードされたレンディションのみに表示され、ソースファイルに影響はありません。
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オーバーレイテンプレート
オーバーレイを参照してください。
所有者
ドキュメント所有者またはオブジェクトレコードロールをご覧ください。
P
パッケージ
パッケージ比較
パッケージ比較を使用すると、構成移行パッケージを使用する管理者は、現在の構成と受信パッケージの構成との差を確認することができます。構成移行パッケージの使用をご覧ください。
権限
「権限」は 2 種類の異なる権限タイプを指します。1 つ目の権限タイプは、権限セットおよびセキュリティプロファイルまたはユーザロール経由で適用されるものです。これらの権限は、次のようなアプリケーションレベルのアクセス権限を付与します: レポート作成へのアクセス権限、または管理者 > 設定 > 全般設定ページの表示。2 つ目の権限タイプは、ドキュメントロール経由で適用されるものです。これらの権限は、次のようなドキュメントレベルのアクセス権限を付与します: 下書き状態のドキュメントの所有者ロールのユーザが、そのドキュメントに新規ソースファイルをアップロードできる。各ドキュメントロールに付与される権限は、ドキュメントのライフサイクル状態により異なります。
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- ユーザレベル セキュリティについて
- ライセンスタイプおよびセキュリティプロファイルについて
- 権限セットについて
- Vault 内のドキュメントの共有
- ドキュメントロールベースの権限の設定
- ユーザロールでの権限の管理
権限セット
権限セットを使用すると、組織は特定の機能、特にユーザ管理やオブジェクトレコード作成などのシステム管理機能へのアプリケーションレベルのアクセスを付与することができます。Vault は、ユーザのセキュリティプロファイルまたはユーザロール経由で個別ユーザに権限セットを適用します。
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選択リスト
選択リストにより、ユーザは様々な事前定義オプションからフィールドの値を選択できます。
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予定ドキュメント
予定ドキュメントは、予定ライフサイクル状態のドキュメントで、一般にバインダテンプレートの一部として作成されるプレースホルダーです。
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パワー削除
パワー削除は、削除行為を禁止されているユーザにドキュメントの削除を許可する権限です。
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推奨カレンシー
推奨通貨 (preferred_currency__sys
) は、通貨タイプのフィールドを含むオブジェクトレコードのデフォルト通貨を決定するユーザ設定です。通貨フィールドの設定をご覧ください。
プレリリース
Vault プレリリースとは、新しいバージョンが一般公開される前の 3~4 週間の期間のことです。この期間中、Vault の本番環境設定に基づく最新バージョンである「プレリリース版 Vault」をご利用いただけます。プレリリースに関する FAQ をご覧ください。
保持されたドキュメント
保持されたドキュメントは、有効な承認済みリーガルホールドの対象です。保持されたドキュメントおよびそのコンポーネントを削除することはできません。
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メインナビゲーションバー
メインナビゲーションバーは、Vault のページ上部付近に表示されるオレンジ色のバーです。権限と Vault の設定の両方によりこのバーに表示される項目を変更できますが、多くのユーザには少なくともホーム、ライブラリ、レポートおよびダッシュボードが表示されます。Vault がカスタムタブを使用している場合には、追加オプションが表示されたり、オプションが異なる順に表示される場合があります。
PromoMats
PromoMats は Vault のアプリケーションで、販促用資料、請求、および補完情報の作成、レビュー、および承認のプロセスを管理します。
パブリックキー
パブリックキーは、開発者が API 経由でオブジェクト、フィールドおよび関係にアクセスするのに使用できる名前です。例えば、ステータス
フィールドの status__v です。管理者領域では、これらの値は通常「名前」と呼ばれています。
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Q
Quality
Quality は、QualityDocs、QMS および Vault Training 教育訓練を含む、ライフサイエンス企業向けの Vault アプリケーションシリーズです。
QMS
Vault QMS (品質管理システム) は、組織とその外部パートナー全体の品質プロセスを大域的に管理するアプリケーションです。 Quality アプリケーションシリーズの一部です。
QualityDocs
QualityDocs は、品質システムに関連するドキュメントを管理するためのエンド・ツー・エンドのアプリケーションです。Vault QualityDocs には、製品詳細と関連国固有の詳細を定義する管理機能があります。 Quality アプリケーションシリーズの一部です。
R
RAW ファイル
RAW ファイルはカメラのファイルタイプです。PromoMats Vault は RAW ファイルに表示可能レンディションを作成することができます。
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R&U
R&U を参照してください。
R&U
R&U は、ユーザにドキュメントを読んでもらい、その通りにしたかどうかを確認するためのトレーニングおよびコンプライアンスプロセスをサポートするために設計された Vault の機能セットです。ドキュメントは、R&U ワークフローのタスク経由でユーザに割り当てられます。
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R&U ワークフロー
R&U ワークフローには、特殊なワークフロータイプがあり、ユーザに R&U タスクを割り当てることができます。R&U を参照してください。
読取り専用ユーザ
読取り専用ユーザは、アクセス権限が極めて限られたユーザのライセンスタイプです。これらのユーザは、ドキュメント (注釈を含む) の表示、ドキュメントのダウンロード、R&U ワークフローへの参加しかできません。
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再分類
ドキュメントの再分類は、作成された後のドキュメントタイプ、サブタイプおよび/または分類の変更を指します。
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レコード
オブジェクトレコードを参照してください。
レコードタイプ
オブジェクトおよびオブジェクトレコードをご覧ください。
参照制限
管理者は VQL タイプの式を使用してオブジェクト参照フィールドに参照制限を定義して、ユーザが選択できる有効なレコードのリストを制限することができます。静的参照制限は、定義されている静的な値に基づいて使用可能なレコードのリストを制限します。動的参照制限は、制御するフィールドの選択された値に基づいて有効なレコードのリストを制限します。動的制限が定義された参照フィールドは制御対象フィールドで、一方制限の条件で使用されるフィールドは制御するフィールドです。
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参照リンク
ドキュメント参照では、ドキュメント間の特定のページまたはパラグラフをリンクさせることができます。
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参照リンク注釈
参照リンクを構築する際に、コメントまたは注釈を任意で提供することができます。
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インデックス再構成
Vault は、すばやい検索と効果的なアクセスコントロールの適用を簡単に行えるように、ドキュメントコンテンツ、ドキュメントフィールド、オブジェクトフィールド、およびオブジェクト共有設定にインデックスを付けます。値が変更されると、Vault はインデックスの再構成により、このインデックスを更新する必要があります。インデックス再構成は非同期プロセスで、所要時間は変更の影響を受けるドキュメントまたはオブジェクトレコードの件数によります。
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レンディション
レンディションとは、ドキュメントに添付されるファイルを指します (ソースファイル以外)。ドキュメントには複数のレンディションがある場合もあります。
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必須フィールド
必須フィールドとは、処理 (通常、ドキュメントまたはオブジェクトレコードの作成) を続行する前にユーザが入力する必要があるフィールドのことです。管理者は、フィールド設定のユーザは常に値を入力する必要がありますの設定を選択することで、ドキュメントおよびオブジェクトフィールドを必須にすることができます。
リッチテキストフィールド
リッチテキストフィールドは、ユーザが最大 32,000 文字を入力し、一般的な書式設定オプション、フォントファミリ、サイズ、太字、斜体、下線、取り消し線、上付き文字、下付き文字、色、ブロック引用符、配置、リスト、特殊文字、およびリンクを適用できる、オブジェクトの特殊テキストフィールドです。
ロール
ドキュメントロールまたはオブジェクトレコードロールをご覧ください。
ロールアップマイルストーン依存関係
ロールアップマイルストーン依存関係は、Vault がマイルストーンの日付値を入力しないように、または少なくともこれまでのマイルストーンの 1 つが日付値を持っているあるいは完了するまでマイルストーンを完了しないようにするものです。
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S
サンドボックス
Sandbox Vault は本番環境の Vault のコピーで、組織は、本番環境の Vault やユーザに影響を及ぼすことなく、設定変更、データ移行、統合の開発やテストを行なうために使用することができます。Sandbox Vault の管理をご覧ください。
セキュリティマトリックス
セキュリティマトリックスは、ドキュメントライフサイクル状態の設定画面内の設定パネルで、ライフサイクル状態の各ロールに使用できるドキュメント権限を表示し、その編集ができるものです。
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セキュリティポリシー
セキュリティポリシーを使用すると、ユーザのパスワードポリシーの作成と管理ができます。これらの設定で、パスワード要件、有効期限、再利用ポリシー、セキュリティ質問ポリシー、および Salesforce.com 経由の代理認証をコントロールできます。
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セキュリティプロファイル
セキュリティプロファイルとは、Vault が各ユーザに権限セットを適用する方法のことです。各プロファイルには、1 つまたは複数の関連権限セットが含まれます。
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サービスプロバイダ
サービスプロバイダは、Vault などのアプリケーションで、シングルサインオン (SSO) の使用時に、アイデンティティプロバイダ (IdP) がユーザにアクセス権限を付与するものです。詳細は以下のシングルサインオンをご確認ください。
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共有フィールド
共有フィールドは、単一タイプ/サブタイプ/分類およびそのサブレベルにのみ適用されるものではなく、ドキュメントタイプ階層全体の複数のドキュメントタイプに適用されるものです。
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共有ルール
動的アクセスコントロールを使用するオブジェクトの場合、共有ルールは、ユーザ/グループをオブジェクトデータレコードのロールに系統的に割り当てる方法です。手動割り当てとは異なり、これらのルールは、Vault が特定の共有設定を適用するレコードを管理者が定義するクエリを使用して動的に選択します。
動的アクセスコントロールを使用するドキュメントライフサイクルロールの場合、共有ルールは、自動管理グループを特定のライフサイクルロールにマッピングする体系的な方法で、ユーザロールをより系統的にします。
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共有設定
ドキュメント共有設定またはオブジェクトレコード共有設定をご覧ください。
署名ページ
署名ページは、自動生成されるページで、ドキュメントの電子署名が表示されています。生成されると、署名ページは表示可能レンディションに添付されます。署名ページテンプレートは、ライフサイクルレベルで割り当てられ、署名ページにどの情報を表示するかを決定します。
署名ページテンプレート
署名ページテンプレートは、署名ページにどの情報を表示するかを決定します。管理者がライフサイクルレベルでこれらのテンプレートを設定します。
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シングルサインオン
シングルサインオン (SSO) では、各アプリケーションに別々にログインしなくても、すべての認証済みアプリケーションにユーザがアクセスできます。Vault は、セキュリティ アサーション マークアップ言語 (SAML) を使用して IdP (アイデンティティプロバイダ) 起点の SSO と、SP (サービスプロバイダ) 起点の SAML SSO に対応しています。
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施設のフィージビリティ
Study Startup Vault の施設のフィージビリティ機能を使用すると、治験責任医師と施設の重要なデータを簡単に収集でき、さらにそのデータを再利用して、将来の治験用により正確に適切な候補施設を特定することができます。施設のフィージビリティには、適格性評価と選定の活動を管理するプロセスや、主要な計画日やパフォーマンス指標を収集するプロセスも含まれます。
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Snap
Veeva Snap をご覧ください。
SP
サービスプロバイダを参照してください。
SP 起点のリクエスト
シングルサインオンを使用すると、サインオンリクエストが、アイデンティティプロバイダからでなく、サービスプロバイダから開始されます。詳細は上述のシングルサインオンをご確認ください。
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SSL 証明書
Veeva は、SSL 証明書を使用して Vault とお使いのウェブブラウザ間のデータを保護します。SSL 証明書は、ブラウザとウェブサーバ内の HTTPS プロトコールと鍵マークを有効化する暗号化キーで、安全な接続を実現するものです。
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SSO
シングルサインオンをご覧ください。
ステージングサーバ
ドメイン内の各 Vault には、独自のファイルステージングサーバがあります。これはユーザがロード中のファイルを置くための一時的なストレージ領域です。Vault は、ユーザが抽出するファイルの格納場所としてステージングサーバを使用する場合があります。お気に入りの FTP (ファイル転送プロトコル) クライアント、Vault REST API またはコマンドラインを使用してステージングサーバにアクセスすることができます。
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標準接続
これは、Spark メッセージングフレームワークを使用した個別の Vault 間の Veeva 設定の接続です。この接続は、多くの場合、Vault 間の特定のワークフローまたはデータ交換を含むクロスドメイン通信用です。
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- Vault CDMS および Clinical Operations Vault 接続
- CDMS および Clinical Operations Vault 接続の設定
- Clinical Operations および RIM の Vault 接続について
- Clinical Operations および RIM Vault 接続の設定
- Vault から Vault Spark インテグレーションの作成および管理
- 接続の作成および管理
標準フィールド
標準フィールドは、Vault の「標準」または「システム管理」のドキュメントプロパティです。標準プロパティは Vault アプリケーションごとに異なります。
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Station Manager
Station Manager は Android タブレット向けのモバイルアプリケーションで、製造施設の作業者が共有デバイス上で ドキュメントを表示できます。Vault Station Manager は、Quality アプリケーションスイートを利用している顧客が利用できます。
ストーリーイベント
ストーリー事象は、治験中の特定の時点を表すオブジェクトで、それが予定事象なのかアドホック事象なのかを表します。ストーリー事象レコードは、マイルストーン作成を自動化できるようにテンプレートマイルストーンと EDL アイテムを収集するために使用されます。
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治験セレクター
治験セレクターは、eTMF Vault のツールで、単一治験ごとにドキュメントをフィルタリングできます。
関連記事:
サブタイプ
サブタイプは、ドキュメントタイプ構造の 2 番目のレベルです (タイプ > サブタイプ > 分類)。
関連記事:
システム監査履歴
システム監査履歴ページには、ドキュメントタイプ、ワークフローまたは製品の更新など、Vault レベルの設定と設定の変更が表示されます。各イベントについて、タイムスタンプ、変更を行ったユーザ、影響を受ける項目および説明が表示されます。
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システムユーザ
システムユーザ、またはシステムは、アプリケーションの様々な処理を実行します。例えば、イベントおよびエントリアクションをシステムユーザとして実行すると、アクションを開始するユーザの権限に関わらずアクションを実行することができます。システムユーザはライセンス数に含まれません。
T
表ビュー
表ビューは、スプレッドシートのように機能するライブラリレイアウトです。列の配置やサイズを変更したり、列を追加したり、列の値によって並び替えたり、ドキュメントのメタデータをエクスポートしたりすることができます。
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タスク
タスクまたはワークフロータスクは、ユーザに割り当てる必要があり、かつワークフローが進行するようにユーザが完了させる必要があるワークフロー内の手順です。ユーザは、ホーム > マイタスクで割り当てられたタスクを表示できます。
ユーザタスク (ユーザタスクのオブジェクトクラスに関連づけられたレコード) の定義についてはユーザタスクを参照してください。
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テンプレート
Vault にはさまざまな種類のテンプレートが含まれています。ドキュメントおよびバインダーテンプレートを使用すると、構成済みテンプレートから新規ドキュメントまたはバインダーをすばやく作成できます。新規ドキュメント/バインダーを作成する際、Vault がバインダーテンプレート構造をコピーし、新規ドキュメント/バインダーの初期構造としてそのコピーを使用します。オーバーレイテンプレートは、ドキュメントの透かしに似たもので、ユーザが Vault からダウンロードすると表示可能なレンディションに適用される情報を含みます。
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タイルビュー
タイルビューは、ドキュメントを列と行にまとめたライブラリレイアウトで、各タイルにはドキュメントサムネイルと重要なドキュメントフィールドが表示されます。
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トークン
トークンとは、Vault がトークンによって表される値と差し替える特定フォーマットのテキストのことです。${tokenName} のフォーマットを使用します。フィールドの場合、トークン名はフィールドのパブリックキー (名前) です。
セキュリティトークンは、アイデンティティを電子的に証明するために使用されます (顧客が銀行口座にアクセスしようとする場合など)。トークンは、顧客の身元を証明するために、パスワードに追加して、あるいはパスワードの代わりに使用されます。トークンは、何かにアクセスするための電子キーのように機能します。
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モニタリング報告書
モニタリング報告書は Vault CTMS の機能です。モニタリングビジット中に、モニタリング事象レコードに関する質問に答え、1 つのオブジェクトに関連する情報をすべて提供することができます。モニタリング報告書またはモニタリングビジットレポートは、モニタリングイベントが終わった後に作成されるドキュメントで訪問に関する詳細や質問に対する回答がすべて含まれています。モニタリング事象レコードから直接 Vault でこれらのドキュメントを作成することができます。
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U
未分類ドキュメント
未分類ドキュメントにはソースファイルはありますが、ドキュメントタイプはありません。ドキュメントの分類手順 (ドキュメントタイプの割り当て) およびドキュメントフィールドの入力手順をスキップすることで、ソースファイルをアップロードして簡単にドキュメントを作成することができます。分類ドキュメントについてで詳しくご確認ください。
ファイルステージングサーバを介した未分類ドキュメントの作成
お使いの Vault のファイルステージングサーバでインボックスディレクトリを使用すると、ソースファイルや特殊な大容量アセットレンディションをアップロードして、未分類のドキュメントを作成することができます。詳しくは、大容量アセットレンディションのアップロードをご覧ください。
盲検解除済みコンテンツ
盲検解除済みコンテンツは、治験に関連付けられていて、ランダム化などの治験の機密情報を含むドキュメントです。盲検解除済みコンテンツは、限定されたグループにのみ表示され、治験グループとプラセボグループに割り当てられている被験者が誰かが治験チームに分からないようにします。
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盲検解除済みユーザ
盲検済み (制限なし) および盲検解除済み (制限) コンテンツの両方を表示できるユーザ。盲検済みコンテンツおよび盲検解除済みコンテンツをご覧ください。
固有フィールド
「固有」フィールドは、値は一意である必要がありますが設定されているオブジェクトフィールドです。固有フィールドには、同じオブジェクトの別のレコードの値と一致しない値を持っている必要があります。親関係を持つオブジェクトでは、固有フィールドは同じ親を持つレコードでは固有の値を持つ必要があります。
上位のオブジェクト
「上位」のオブジェクトとは、プライマリレポーティングオブジェクトに関連するオブジェクトのことです。上位のオブジェクトは、参照または親関係で関連づけられています。
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ユーザメンション
ユーザメンションは、ドキュメントの特定の注釈についてユーザに通知する方法です。「@」とユーザ名を入力することで、注釈の別のユーザに「メンション (言及)」することができます。注釈を保存した後に、Vault はメンションされたユーザに通知を送信します。
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ユーザオブジェクト
ユーザ参照フィールドをご覧ください。
ユーザ参照フィールド
Vault のユーザを参照するオブジェクトのフィールドです。ユーザは True オブジェクトではありませんが、管理者はオブジェクトフィールドタイプを使用してユーザ参照フィールドを作成します。他のいずれのオブジェクト参照フィールドとは異なり、これは選択されたユーザとオブジェクトレコード間の関係を作成しません。
ユーザロール制限
ユーザロール制限は、ユーザに許可されているロールのリストを定義することによって、ロールの割り当てを規制するオブジェクトのタイプです。ユーザにはこれらのロールを有することが許可されますが、自動的には割り当てられません。いったんユーザロール制限を設定すると、ユーザロール規制と一致しないユーザロール設定オブジェクトレコードを保存することはできません。
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ユーザタスク
ユーザタスクは、ユーザタスクのオブジェクトクラスが適用されているオブジェクトレコードです。ユーザタスクは個別の作業単位を表します。Vault では、ユーザタスクオブジェクトクラスを使用することで、複数のユーザタスクオブジェクトを設定することができます。その後、アドホックでタスクを作成・割り当てすることができます。ホーム > マイタスクから割り当てられたタスクを表示することができます。
ワークフローに関連づけられたタスクの定義については、タスクを参照してください。
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ユーザタイプ
過去のリリースでは、ユーザタイプはライセンスタイプ、セキュリティプロファイル、権限セットの機能を組み合わせたユーザ属性でした。V10 で Vault にユーザタイプがなくなりましたが、同じセキュリティ設定を適用し、旧ユーザタイプに由来する標準セキュリティプロファイルと権限セットができました。
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UTC
協定世界時 (UTC) は、世界で時計と時間の制御に使用される主な時間標準です。グリニッジ標準時 (GMT) の後継に密接に関連したものの 1 つです。Vault のすべての時間が UTC に保存され、現在のユーザのタイムゾーンに応じて表示されます。現地時間を取得するには、グリニッジ (英国) から時間帯がどれくらい離れているかによって、そのた時間数を UTC から減算する必要があります。
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V
Vault
Vault は、Veeva Systems が開発したクラウドベースのコンテンツ管理システム (CMS) です。Vault は、サービスとしてのソフトウェア (SaaS) 経由で顧客に提供され、開発からマーケティングに至るまで、ライフサイセンス業界の製品ライフサイクルの一部として必要とされる規制ドキュメントの作成および管理のために使用されます。
Vault を使用している企業には一つまたは複数のドメインがあり、一つのドメインに一つまたは複数の Vault がある場合があります。複数の Vault があるドメインは、通常、「マルチ Vault ドメイン」と呼ばれます。
Vault には現在、MedComms、Veeva Claims、Clinical Operations、Quality、Regulatory、SiteVault Enterprise、RegulatoryOne、QualityOne、Platform のアプリケーションファミリが含まれています。
Vault チェックアウト
Vault File Manager をご覧ください。
Vault File Manager
Windows 7 以降をご使用の場合、Windows の Vault File Manager チェックアウトクライアントをインストールできます。このクライアントは一括ドキュメントチェックアウトをサポートし、オフラインでもファイルの追跡を続けながらチェックアウトされたドキュメントを確認できる、便利なインタフェースを提供します。また、編集を終了したときにクライアントを使用してドキュメントをチェックすることもできます。
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Vault ID
Vault ID は、ドメイン内の特定の Vault を参照できる固有の識別子です。
Vault ローダ
Vault ローダを使用すると、Vault にデータを読み込んだり、Vault からデータを一括抽出したりできます。ローダは移行や初期導入時に特に有益です。
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Vault クエリ言語
Vault クエリ言語 (VQL) は Vault の API クエリ言語です。アプリケーションがクエリコールを起動すると、VQL ステートメントに (SQL のようなクエリ) に渡ります。これは、クエリするオブジェクト、取得するフィールド、適用するフィルタを指定するものです。詳細情報は API ヘルプサイトをご覧ください。
Vault Snap
Veeva Snap をご覧ください。
Veeva 治験ネットワーク
Veeva 治験ネットワークは、スポンサーと CRO、医療機関、および患者の間でのドキュメントとオブジェクトレコードデータの交換をサポートしています。
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Vault Site Connect
Veeva Site Connect は、Clinical Operations Vault で利用できるアドオン製品であり、CRO やスポンサーが使用する Clinical Operations Vault と、医療機関が使用する SiteVault Vault 間のドキュメントとデータの共有を自動化します。
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Veeva Snap
Veeva Snap は、iOS デバイス (iPad®、iPhone®、iPod Touch®) 用のモバイルアプリケーションです。デバイスのカメラを使用してドキュメントを安全にスキャンし、Vault にアップロードすることができます。
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Veeva Web2PDF
Veeva Web2PDF はウェブサイトを PDF に変換する無料ツールです。
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バージョンロック
Vault がドキュメントをエクスペクテッドドキュメントリストアイテムレコードに一致させると、その一致したドキュメントのバージョンロックを選択することができます。一致するドキュメントを特定のバージョンにロックすると、より最新のバージョンがあったり、ドキュメントが過去版のライフサイクル状態に入っても、自動一致ジョブは更新または置換しません。Vault は、ロックされたドキュメントバージョンの一致するフィールドが EDL アイテムのものと一致しなくなった場合にのみ、ロックされたバージョンを削除または置換します。
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表示可能レンディション
表示可能レンディションは、ドキュメント情報ページのビューアに表示される PDF ファイルです (通常 Vault が生成しますが、アップロードされる場合もあります)。
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閲覧者
ドキュメントビューア、ドキュメントロールまたはオブジェクトレコードロールをご覧ください。
VMC
Vault 管理コンソール – ドメインと Vault をプロビジョニングするために使用される内部ツール。
VPK
VPK (or .vpk) は構成移行パッケージのファイルタイプです。
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VQL
Vault クエリ言語を参照してください。
W
Web2PDF
Veeva Web2PDF を参照してください。
Web アクション
Web アクションとは、ユーザが Vault 内部またはその外部で状況に応じたタスクを実行するのに使用できる管理者設定アクションです。Web アクションはウェブリンク (URL) の形式を取り、ドキュメント/オブジェクトフィールドおよび追加詳細のトークンを使用することができます。
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使用箇所レポート
使用個所レポートから、特定のドキュメントに対するすべての受信関係やバインダーリンクを確認できます。
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ワークフロー
ワークフローは、特定のビジネスプロセスに合わせて Vault 内で構成される一連の手順です。様々なタイプの手順があるので、ユーザへのタスク割り当て、通知送信、ドキュメントステータスの変更など、ドキュメントの多種多様なプロセスに柔軟に対応できます。
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- ワークフロー概要
- ドキュメントワークフローについて
- ドキュメントワークフローの使用
- ドキュメントワークフローの設定
- オブジェクトワークフローについて
- オブジェクトワークフローの使用
- オブジェクトワークフローを設定
ワークフローのキャンセル状態
これは、ユーザが進行中のワークフローをキャンセルした時点にドキュメントまたはオブジェクトレコードが戻る状態のことです。ドキュメントライフサイクルでは、管理者は各ライフサイクル状態に特定のキャンセル状態を設定します。オブジェクトワークフローでは、オブジェクトレコードはワークフローが開始した時点の状態に戻ります。
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ワークフローコンテンツ
ワークフローコンテンツは、特定のワークフローが有効になっているドキュメントまたはオブジェクトレコードを参照します。ドキュメントワークフローでは、これはワークフローのすべてのドキュメントになります。
ワークフロー開始ダイアログ
ワークフロー開始ダイアログは、ユーザがワークフローを開始すると表示されるウィンドウです。このダイアログから、ワークフロー所有者はユーザをロールに割り当てることができます。このロールには、管理者が設定したワークフローの開始セットに応じて、ワークフロータスクを有するもの、期日を作成するもの、その他さまざまな選択をするものが含まれます。
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ワークフロー手順
ワークフロー内のすべてのアクションは、電子署名の提供などのユーザアクション、通知の送信などのシステムアクションに関わらず、ワークフロー手順で定義されます。
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Y
Yuzu
Yuzu は、顧客が治験届 (CTN) を生成し、日本の規制当局 (PDMA) に提出できるようにする、日本の治験用の CTMS 機能のセットです。
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