モデルと生成物は標準オブジェクトです。Study Startup では、Vault はこれらを使用して、主要なドキュメント バインダーの構造をモデル化し、それらのバインダーのドキュメントをオートファイリングします。モデルオブジェクト (model__v) には、Vault Clinical Docs のレコードが含まれています。Study Startup オートファイリングを使用する各バインダには、ファイリングモデルとして選択されたこのモデルが含まれている必要があります。階層オブジェクト (hierarchy__v) には、各バインダセクションと Study Startup バインダーの希望のドキュメントのレコードが含まれます。

他のオブジェクトとは異なり、モデルのオブジェクトレコードは編集不可で、完全に Veeva によって維持管理されます。Vault 臨床ドキュメントモデルの生成物レコードは編集可能です。

お使いの Vault のドキュメントタイプ設定でこれらのオブジェクトレコードを使用して、ドキュメントのタイプ、サブタイプおよび分類を個別の生成物にマッピングすることができます。Vault Study Startup 実装時に、この分析とマッピングを実行します。それ以降は、新規ドキュメントタイプを追加する際にこれらのマッピングを見直すことができます。

Vault は、これらのマッピングを使用してドキュメントのオートファイリングをバインダーに行います。各バインダテンプレートおよび各バインダは、バインダのファイリングモデルフィールドを使用して特定のモデルレコードに関連付けられます。Vault 臨床ドキュメントに関連付けられた場合、そのモデルの生成物 1 つをバインダの各セクションにマッピングすることができます。Vault は、生成物のマッピングと研究フィールドを組み合わせて、バインダーにドキュメントをオートファイリングします。