Vault でドキュメントパッケージを送信アクションを使用するには、最初に管理者が機能を有効にしてから、各ドキュメントタイプについてデフォルトのワークフローを構成する必要があります。ドキュメントタイプ詳細ダイアログ内のタイプのデフォルトタブを使用すると、特定のドキュメントタイプのプロセス名部門マイルストーンタイプ、およびワークフローにデフォルト値を選択することができます。これらの値は、基本ドキュメント、タイプ、サブタイプまたは分類など階層内のどのレベルでも設定できます。子ドキュメントタイプは、親アカウントの選択を受け継ぎます。

この設定を実行するには、正しい権限を付与するセキュリティプロファイルを有している必要があります。

ドキュメントパッケージの送信を有効にするには

ドキュメントパッケージを送信アクションを有効にするには、管理 > 設定 > アプリケーション設定の順に移動して、ドキュメントパッケージの送信を許可チェックボックスを選択します。

ドキュメントパッケージを使用する前に、ドキュメントパッケージに設定できるドキュメントタイプ、サブタイプ、または分類を編集する必要があります。デフォルトのプロセス名およびワークフローを選択する必要があります。

ドキュメントタイプのデフォルトへのアクセス

管理者 > コンテンツ設定 > ドキュメントタイプに進みます。リストから編集するドキュメントタイプを見つけて、アクションメニューから詳細の編集を選択します。タイプのデフォルトタブを開きます。

デフォルトプロセスについて

任意のドキュメントタイプに対してプロセス名フィールドに 1 つ以上のデフォルト値を設定することができます。ユーザは、ドキュメント情報ページのフィールドパネルでこれらのデフォルト値を上書きできます。選択リストの値は、管理者 > 企業管理者 > 選択リストで設定できます。

プロセス名フィールド (process_name__v) は基本ドキュメントレベルで設定されており、複数のプロセスをドキュメントに割り当てることができます。

デフォルトプロセスを設定するには、リストから 1 つ以上のプロセス名を選択して保存をクリックします。選択した値がプロセス名ドキュメントフィールドのデフォルト値になります。ドキュメントパッケージにドキュメントを含めるには、プロセス名フィールドにサイトの設定値を含める必要があります。

デフォルト部門について

各ドキュメントタイプに対して、部門フィールドに 1 つのデフォルト値を設定できます。ユーザは、ドキュメント情報ページのフィールドパネルでこれらのデフォルト値を上書きできます。選択リストの値は、管理者 > 企業管理者 > 選択リストで設定できます。

部門フィールド (etmf_department__v) は基本ドキュメントレベルで設定されており、ドキュメントを担当する部門を割り当てることができます。

デフォルト部門を設定するには、リストから部門を選択して保存をクリックします。

デフォルトマイルストーンタイプについて

任意のドキュメントタイプに対して、マイルストーンタイプフィールドに 1 つ以上のデフォルト値を設定することができます。ユーザは、ドキュメント情報ページのフィールドパネルでこれらのデフォルト値を上書きできます。選択リストの値は、管理者 > 企業管理者 > 選択リスト、およびマイルストーンオブジェクトから設定できます。

デフォルトマイルストーンタイプを設定するには、リストから 1 つ以上のマイルストーンタイプを選択して保存をクリックします。ドキュメントに割り当てられるデフォルトマイルストーンタイプの数は、治験中の進捗管理にドキュメントがどのように使用されるかによって異なります。

デフォルトワークフローについて

ドキュメントパッケージを送信アクションにドキュメントを含めると、Vault はそのドキュメントに対して「デフォルトワークフロー」を開始します。ライフサイクルとドキュメントタイプのそれぞれの組み合わせについて、デフォルトのワークフローを設定する必要があります。つまり、1 つのドキュメントについて、ドキュメントパッケージ全体を通して開始できるワークフローは 1 つしかありません。例えば、タイプが規制 > 一般 > ファイルノートでライフサイクルが eTMF 優先プロセスのドキュメントには、デフォルトワークフローとしてレビューがあります。そのドキュメントがドキュメントパッケージを送信アクションに含まれるとき、開始できるのはレビューワークフローのみです。

デフォルトワークフローを設定するには、ドキュメントタイプに関連するライフサイクルごとにデフォルトワークフローを選択して保存をクリックします。選択リストにはアクティブと非アクティブのワークフローが両方とも表示されますが、ドキュメントパッケージにドキュメントタイプを含めるにはワークフローがアクティブである必要がありますのでご注意ください。