Vault Payments では、外部モデルに合わせて計画された予算額を定義し、支払項目と組み合わせて、治験、治験実施国、および治験実施施設全体で支出を追跡することで、キャッシュフローとコストドライバーを管理します。
Note: Vault Payments は CTMS Vault のアドオン製品です。Vault Payments をお使いの CTMS Vault に追加するには、Veeva サポートにご連絡ください。
オブジェクトページレイアウト
以下のオブジェクトページレイアウトの更新を設定します:
- 治験、治験実施国、および治験実施施設オブジェクトページレイアウトに予算関連オブジェクトセクションを追加します。
- 料金テンプレート、料金、および支払項目オブジェクトページレイアウトに予算カテゴリフィールドを追加します。
オブジェクトユーザアクション
- 予算オブジェクトに以下のユーザアクションを割り当てます:
- 予算項目の作成
- 国予算レコードの作成
- 施設予算レコードの作成
- 治験オブジェクトに以下のユーザアクションを割り当てます:
- 国予算レコードの作成
- 施設予算レコードの作成
治験実施国オブジェクトに、施設予算レコードの作成ユーザアクションを割り当てます。
ライフサイクルユーザアクション
- 予算ライフサイクルの適切な状態に、以下のユーザアクションを設定します:
- 予算項目の作成
- 国予算レコードの作成
- 施設予算レコードの作成
- 治験ライフサイクルの適切な状態に、以下のユーザアクションを設定します:
- 国予算レコードの作成
- 施設予算レコードの作成
- 治験実施国ライフサイクルの適切な状態に、施設予算レコードの作成ユーザアクションを設定します。
予算カテゴリの定義
ユーザが Vault の治験予算で予算カテゴリを追跡する前に、まず予算カテゴリを定義する必要があります。これを行うには、管理者 > 企業管理者 > 予算カテゴリに進み、すべての治験で追跡できる Vault の予算カテゴリレコードを作成します。お使いの Vault でグローバル予算カテゴリを作成した後、ユーザは料金および支払項目レコードの追跡ができるようになります。
関連権限
標準システム管理者または Vault 所有者のセキュリティプロファイルで、本書に記載されたすべての手順を完了することができます。お使いの Vault がカスタムセキュリティプロファイルを使用している場合、プロファイルに以下の権限が付与されている必要があります:
タイプ | 権限ラベル | 制御 |
セキュリティプロファイル | 管理者: オブジェクト: 編集 | オブジェクトの詳細とページレイアウトを編集する権限。 |
セキュリティプロファイル | 管理者: オブジェクトライフサイクル: 編集 | オブジェクトライフサイクルを設定する権限。 |
セキュリティプロファイル | 管理者: オブジェクトワークフロー: 編集 | オブジェクトワークフローを設定する権限。 |
セキュリティプロファイル | オブジェクト: 予算カテゴリ: 作成、編集 | 予算カテゴリレコードを作成および編集する権限。 |